猫ふんじゃった♪ |  スス♀+ぶー♂ログ ~黒猫とアメショMIX+その下僕~ 

猫ふんじゃった♪



私はよくうちの猫を踏む。

と、言うより、代々うちの猫は本当によく踏まれるのだ。

『猫ふんずけちゃったらひっかいた♪ 』

と歌にもあるが事実そのとおりで、猫の性格によっては後々までそれを根に持ち、待ち伏せし通りすがりに攻撃してくる奴までいた。

別に日頃の悪業の腹いせに踏んづけているわけではないが、寒い冬は朝ストーブが点火すると同時にその前に転がり、暑い夏は廊下の真ん中にだらしなく伸びているのを、何かのはずみで踏んでしまう事がたびたびある。

そんな所にいるそちらが悪い、と言いたいところだが、猫の方は「んなっ?!」と大変お怒りなので、猫蹴りの二、三発は覚悟の上で即座に謝るしかない。



飼い主なりに、猫様が暖を取っている時は、たとえ寒くともその場を横取りしたりはしないし、どんなに邪魔な場所に転がっていようとも、避けて通るよう心がけている。

にもかかわらず、なぜ踏んづけてしまうのか?
理由としては、通る瞬間猫の方から踏まれるところへと、わざわざ尻尾や手足を差し出していると考えられる。そしてその結果踏まれた事に対して腹を立てているのだ!

転がっていたり座っていたりと停止しているときばかりでなく、歩行中にまで踏んでしまうのは、足を踏み出す先へ先へと猫が進み、絡みつくように蛇行するためだ。

しかも決まって急いでいるときに限って踏まれに来るからたまらない。
急いでいるのに歩行を妨げられた上、猫蹴りまでくらう。

同様の原理で(どんな原理だ?)雑誌を床に広げて読んでいると、必ず乗りに来る。

一代目の三毛猫は、受験勉強をしていると決まって、開いている教科書に乗りに来た。

猫雑誌や猫ブログなどで、新聞や雑誌に載っている猫を非常によく見かける。
保護者にしてみれば、猫が読み物に載るのはもはや当たり前だ。
特筆すべき点は、今まさに読んでいる途中の物、または、主が良く読む物に乗る。
おそらく、主の目線の先に居座り、確実に注意を引くにはもってこいなのだろう。
「こんなもの読んでるひまがあったら、相手しろ」とでも言っているようだ。
忙しく動いている時に比べ、たとえそれが教科書であろうとも、ただ座って本を眺める様は、
猫にとっては、「ひまそう=あそべる」見えるのだろうか。

猫派なら、この一見迷惑がられる行動を、さらりとやってのける猫がたまらなく好き・・・!なはずだ。


(ランキング参加しています。今日もっとして下さった方、有り難うございます)