スス♀+ぶー♂ログ ~黒猫とアメショMIX+その下僕~  -21ページ目

多頭飼い試験中~ススとぶーにゃん・これまでの経過~

一月ほど前、管理人宅にやってきたぶーにゃん(アメショ・♂・推定2才)とススの仲は、ご対面以来、猫同士というよりむしろ犬と猿といったところだ。
ペットショップのショーケースの足下で、三匹重なって売られていた時以来、猫でありながら猫という生き物と接したことのないススに、他の猫と同居させるのは無理であろうという理由から、ぶーにゃんを我が家に迎えるのをまずは反対した。
ぶーにゃんの事情を保護者から聞き、猫話をしながらなんとか断る方向に持って行こうとする管理人の心中とは裏腹に、保護者のおばあちゃんの訛りが聞き取れないのも手伝って、いつの間にか箱に入れられ我が家の車の中にいた。
もしかしたら、ススが喜ぶかもしれない。
もう、お留守番も淋しくなくなるかもしれない。
寄り添って寝るようになるかもしれない。
そう思いながら連れてきた。

猫同士を初めて会わせるときに注意することは、「突然引き合わせない」事らしい。
まずは、「先住猫は今まで通り生活させ、今まで以上の愛情を注ぐ」事。
そして、「新入り猫は一部屋に閉じこめ、できることならゲージに入れ、行動範囲を制御する」事。
さらに、「先住猫が、新入り猫を眺められるようにする」事。
あくまでも先住猫優先、そして徐々に、徐々にが肝心だ。

と、いう訳で、ぶーにゃんを連れて帰宅後、迎えに出てきたススに「ほーら、おともだちだよ~♪」と目の前で箱を開けて見せた管理人の行動は、思いっきりNGである。

ほんだな

二匹は見合った後、ぶーにゃんはクロゼットに籠城。
ススはばったりであって「シャー」を連発。ぶーにゃんも「カーッ」と応戦。
野良出身で経験値の高いぶーにゃんの方は早くも室内を自由に歩き回り、ススに興味を持ち出す。
ススの方は、ぶーにゃんに射すくめられ(たと思っている)ると、緊張のあまりに口からだらりと涎を垂らし、そのまま吐いてしまう。
ススの状態の悪さに慌てて、ぶーにゃんの隔離を試みるが後の祭りであった。
最初が肝心なのである。

ソファ

1週間以上、ススはぶーにゃんを見るたびに涎を垂らし、近寄られると吐くことを繰り返した。
それほど嫌われているにもかかわらず、ぶーにゃんの方は「アオン」とススを追い回し、管理人が寝入る頃を狙って、部屋を脱出しススの寝込みを襲う。
そんな事が毎日繰り返され、一月たった今でも二匹の関係は犬と猿並である。

(ランキング参加しています。ぽち♪→っとして下さった方、有り難うございます)

マイヤヒー♪

管理人宅の二匹は仲が悪い。
多頭飼いの問題については追々書いていこうと思う。
猫もストレスだろうが、飼い主もストレスを感じている今日この頃。
無性に、マイヤヒりたくなるのはどうしてだ?
耳について離れない・・・マイヤヒー♪マイヤホー♪・・・ぶっ
ご覧になる方は音に注意されよ。

猫が飲みます。飲ま!飲ま!♪yeah! pya!マイヤヒー

こちらは別バージョン。
こちらも踊る猫がかわいい。 maiyahi!

     ∧∧<
     〈≡‥〉
    ( ⊃⊃●
    ~∪∪ 〃

猫の尾は饒舌である

しっぽ1
猫の尻と尻尾に魅了されたひとりとして、アザラシーズさんの山猫の缶詰 しりっぽ劇場 に参加表明。画像強奪されたし!

しっぽ2
さて、猫ソファでくつろいでいるススに呼び掛けると、↑このように尻尾で返事をする。
「はーい」は一回ふりっ。「はいはーい!」なら二回ふりふり。「なんだよ?」なら尾の先をぷるっ。
という具合だ。
そもそもなぜ「にゃあ」でも「んなー」でもなくふりふりなのか。
後ろを向いたまま尾だけで返事をされた時などは、うれしいやら残念なやら、複雑な気分になるのだが、そのあしらい方は実に素敵だ。
一般に、犬は嬉しいときに尾をふり、猫は怒っている時にふるとも言われ、猫の「シャーッ」という威嚇と尻尾のうねりは、蛇を模したものとも聞く。
確かに怒っているときは尾をふるが、他の場合でも、猫は実によく尾で話す。
飛びかかろうかどうしようか、とか、行こうかやめようか、など心の中で葛藤しているときは、尾が左右に大きくいったりきたりするようだ。猫が迷うと尾も迷うのだろうか。
獲物を狙うときや、何かに神経を集中しているときは、尾先がぷるぷると小刻みに動き、うれしいときは、苛ついているときとはちがい、波のようにゆらゆらふる。
やるきがある時、機嫌が良いときなどは、
おちり
↑尾がぴんと立って、尻の穴もよく見える。↑

元気がないとき、眠りこけているときなどは尾もだらりとうごかない。
猫が眠りながら尾をふっているときはは、夢でもみているのだろう。

ぶーしっぽ
↑さすがに尾で水は飲めまい・・・

続・茶碗の水など飲めるかい

何が何でも猫茶碗で水を飲もうとしないススに続いて、新入りのぶーにゃんまでもが蛇口派を主張しだした。
猫の水飲みについて考え、徘徊していると、猫茶碗~たかが猫茶碗、されど猫茶碗~というブログを発見。こちらのブログでは、ひたすら猫茶碗について考察し、手作りの猫茶碗まで作ってしまっているのには感心した。
「猫茶碗まつり&お水飲みまつり」を開催していたので、早速参加。
管理人宅の場合、茶碗はニャンコとして却下、という事なので「お水のみ番外編」にさせていただこう。
トイレから台所まで、タライからフタまでと、自己主張の強い猫様達がたくさんおられるようで、少々安心した。

蛇口はというよりは、単に洗面台派というか、茶碗以外ならどこでもというススは、洗面器に貯まった水なども好むが、ぶーにゃんの場合は純粋に蛇口好きのようだ。
シャワーからでる水をよろこんで飲む様子は、ススの小さい頃を思い出させる。

ぶーにゃん水飲み

そう考えると、若い猫ほどシャワーや蛇口から垂れる水が好きなのでは?という気がしてきた。
飲むばかりでなく、手でちょいちょいっとやって遊んだりもするからだ。シャアアーっという水音や、ポタン。ポタンと垂れる水滴もおもろいらしい。
5才のススはもう水と戯れたりはせず、もくもくと洗面台にはった水を飲んでいる。

ススみずのみ

ところで、先日購入した、ヘルスウォーターシリーズだが、器の質や重さなど、飼い主としては満足のいく品だった。
2日ほど、ステンレスの器と並べて使用した結果、ステンレスの方は全く飲まず、100%この器を選択した。
しかし、100%と言ってもたまたま気が向いたので舐めてみた、という程度で、管理人の思いも空しく、二匹とも器に軽く一瞥をくれただけでさっさと洗面所に行ってしまう。

蛇口党のために、こんな商品まであるらしい。ちと欲しい。→ウォーター・ファウンテン フレッシュフロー

茶碗の水など飲めるかい

トイレ


管理人のお気に入りブログで、「なぜ猫は蛇口から水を飲みますか?」を科学せよ! (はぐれ獣医純情派)という記事を発見。
おお!やはり、どいつもこいつも蛇口好きであったか。

こちらの記事での仮説どおり、「猫は酸素が減った水は飲まん。」と年寄り共も昔から言うが、ススの場合、酸素云々、蛇口好きというより猫茶碗以外の水なら、どこでも有り難いらしい。
まるで、「おまいの用意した水などのめるか」とでも言うように、わざわざ床にこぼれた水を舐めている時もある。

顔を洗ったり手を洗ったり、朝シャンしたりする場所のはずの洗面台には、いつも新鮮な水がなみなみとたまっている。もし誰かが、面倒くせえ。と思いつつも1分以上もかけてその水を抜き、手洗いなどした後、水をため忘れたりすると、元通りにしておくよう管理人から叱責を受けることになる。
当然、お風呂場の蛇口からも終始、ぽちゃーん。ぽちゃーん。と水滴が垂れている。
風呂場の蛇口はゆるめに閉めろニャとのおふれだ。
管理人がトイレに入る時は、ススも同行し、水を流すまでタンクの上でじーーっと待っている。
さすがに、便器に顔をつっこもうとするときは、後頭部をぱこんと小突いてやめさせるが、日に数回水を取り替えて新鮮さを保っている猫茶碗の水を飲む気配はない。

洗面所


先日仲間入りした新入りのぶーにゃんも、「本来ならば蛇口派なんだがニャン」と言いつつ、ススに遠慮してか、今のところ仕方なしに茶碗の水を飲んでいる。

ススはレディであるからして、蛇口から直に、とか、トイレタンクの上で、とかはやはりよろしくない。
今でこそあきらめたが、茶碗から水を飲んで欲しいあまり、いろんな水を試した。
しかし、猫には水道水が最適と聞き、最近では家中の水場をススに解放し、「お水ですか、はい只今」という具合に、その都度蛇口から出してやる。
あきらめたと言いつつ、昨日ヘルスウォーターシリーズのボウルを注文した。
なんでも猫がすすんで飲むらしい。
上で紹介した、はぐれ獣医純情派様の所で検証しており(検証結果)、つられて購入してしまった次第。
使用した結果は後日に・・・・

猫のIQテスト

ネット



すぐわかるあなたの猫の知能指数/メリッサ・ミラー著では、70の質問に答えると猫IQが判定できる。加えて、飼い主の知性も判定。
この本によると、スス嬢の知能指数は高く、管理人は単にその下僕、ということだそうだ。
猫(スス)の方が人間(管理人)よりはるかに上手だとか。

同じように、ネットで判定できる簡単なページも見つけたので、ご紹介。
猫のお医者さん では、質問に答えていくと猫のIQが判定できる。
スス嬢の判定は120。

フォトコン情報

テーマ、ぬこ@フォトコンでは、主に猫の写真のフォトコン情報を紹介します。

極楽ねこカレンダー フォトコンテスト 
マルハペットフード主催。入選した猫ちゃんは、カレンダーに。抽選で、VISAギフト券3万円分や、フード詰め合わせが当たる。ネットから応募可能。7/31〆切

日本愛玩動物協会/ペット写真コンテスト開催中
ペットとのふれあいの楽しさ、動物愛護の心などが表されている写真を募集。デジタルカメラで撮影した写真については、規定サイズにプリントアウトして応募。大賞5万円他。7/31〆切

エプソンカラーイメージングコンテスト
エプソンの高額賞金コンテスト。デジタル出力された写真を募集。カラーイメージングアワード、ネイチャー・ヒューマンライフフォトアワード・ファミリースナップアワードの三部門に別れる。ファミリースナップアワードでは大好きペット賞などもある。9/30〆切。

ぶーにゃんの事情

ぶーにゃん
先日、ススの弟を里子に迎えた。
名は「ぶーにゃん(仮)」推定年齢二歳、アメショーの雄
 来た日以来、連日ぶにゃーんぶにゃーんと鳴き続け、あまりのうるささに、初代飼い主が命名したという「キューちゃん」から改名されてしまった。
そもそも、その無責任極まりない初代飼い主の、全く身勝手な行動により、放浪の身となったぶーにゃんなのだが、気の毒な身の上を全く感じさせない人なつこく友好的なふるまいは、うちのスス嬢とは対照的に、生まれついての苦労猫と見受ける。

ぶーにゃんは、アパート住まいの独身男性が、ペットショップから購入した猫で、当初から、外と内を自由に行き来して暮らしていた。
ほどなく、近隣の口うるさい猫嫌い様から苦情を受けることとなり、大家から立ち退きを命ぜられた飼い主は、「やむなく」ぶーにゃんを外へ放出し、その後遠方へと引っ越した。
突然、食と住まいと愛情とを失ったぶーにゃんは、近所の猫好き宅へと転がり込む。
その後、里親を探すが、いずれも上手く行かず、半年間そこで暮らした。

書いてしまえばほんの数行の事だ。
飼い主に捨てられた猫の悲しみまでは、書ききれない。
動物は、おなかがすいた、うれしい、気に入らないなど、実に上手く人間に伝えることができるが、反面、過去を語る術は持たない。どれほどの悲しみでもそれは、伝えようがないのだ。

猫好きの方なら、同意見だと思うが、初代飼い主には倫理的問題が多々ある。
現在、ぶーにゃんの世話をし、夜泣きで寝不足に悩まされている管理人には十二分に、非難する権利があるのだ。

【動物を迎える際の心構え】

★ペットを迎える際には、住んでいる家で飼育可能かどうか確認する
・・・元飼い主は、全く安易にペット不可の物件で飼育をはじめている。ペット不可物件で、動物を飼われている方はたくさんいるだろう。事実、管理人も内緒で飼育していた。
しかし、ペット不可の集合住宅で、猫を自由に外に出すとは何事であろうか。お気楽すぎる。

★引っ越してもペットを連れて行く。途中で絶対に捨てない
・・・契約違反により立ち退きを食らっても、猶予期間を設けてもらうよう、交渉は可能なはず。
まして、遠方へ引っ越すのなら、その際にペット可物件を探せばよい。ないない、というが、管理人の経験上、真剣に探せばいくらでもある。最低限、自分で里親を探すなどしてほしいものだ。
この元飼い主が日頃、自分のケツを自分で拭いているかが甚だ疑問である。

★ペットが他の方の迷惑にならないよう、正しくしつけをする
・・・これはもう、室内飼いの徹底しかない。
猫は、排泄をしてはいけない場所、遊んではいけない場所など理解できないのだから。虐待の原因にもなりうる。
もし、自分の猫が、どこかの誰かの迷惑になっていたら、そのせいで、猫嫌いがまた一人増えたら・・・哀しいとは思わないのか。

★ペットが死ぬまで、愛情と責任とをもってかわいがる
・・・動物も人間同様、老いて死んでいく。その事をきちんと受け止め、関わっていくことが大切だ。
一生を預かることを、たやすく考えてはいけない。

★法律は、動物の遺棄、虐待を禁止している
・・・本来であれば、動物愛護法により、ぶーにゃんの初代飼い主には30万以下の罰金が科せられる。
犯罪という自覚なく、動物をいじめたり捨てたりしている人もいる。
通報しよう、そうしよう!では、虐待を見かけたらどうすれば良いかや、各種チラシを用意して、それぞれの地域で動物愛護の意識を高めるために利用を勧めている。

爪研ぎ丸太!

さめうらこむ間伐材研究会 で、魅力的な爪研ぎを発見。

管理人宅のススは、飽きっぽい輩が多いという猫にしてはめずらしく、物を大切にする、というより、執着する傾向がある。
偏屈なところも飼い主ゆずりだが、一番似通っているのは、この「執着心」だろう。

生後2ヶ月やそこらに、与えて添い寝してやったぬいぐるみや、3ヶ月のころ与えて遊ばせてやったぬいぐるみを未だに心底大事にしている様子は、管理人の幼少期にそっくりである。
管理人も、肌身離さず連れ歩いて、ある日うっかりどこかに忘れてきてしまったまま、探しても探しても見つからなかったモンチッチを思うと、27年たった今でも、未だに心の隅がちくっと傷む。

ぬいぐるみ三体の他に、ススが執着しているものが、やはり3ヶ月の時に買ってやった、木製の爪研ぎだ。
はじめて与えてやったときは、こちらもうれしくなってしまうほどの喜びようで、爪研ぎの上で眠ったほどだ。どんなにぼろぼろになっても他の物ではだめで、うれしい時、機嫌の良い時は、「うれしいにゃ~ん」といった感じでバリバリ研ぐ。

ところが、そのお気に入りの爪研ぎが、新入りに奪われてしまったのだ。
こりゃあ、ええ、とばかりに新入りも、バリバリ研ぎながら爪研ぎの上でくつろいだりしている。
ススの心中を察するといたたまれない。

あの木の爪研ぎはどこにあるんだろう?そう思ってネットを徘徊していると、なんとも素敵な爪研ぎを見つけた。
さめうらこむ間伐材研究会では、間伐材を使った爪研ぎをを作っている。環境に優しく、猫も大喜び、というわけだ。
ススの爪研ぎと同じものは見つけられなかったが、木の爪研ぎで、しかも丸太ときたら喜ぶに違いない。背中をすりつけて転がって見せてくれやも知れん。
近々プレゼントして驚かせてやろうと思う。

完全室内飼いについて

照明



猫の室内飼いについてを検索していると、「猫温泉・ネコロブ・ログ」白湯様のブログを発見。
全ての飼い主は、室内飼いを徹底するべきと常日頃思っている管理人だが、外をうろついているヤサグレにゃんこの保護者様に出くわしても、「外に出さない方がいいですよ。」と言ったりはせず、「あらかわいー」とだけ言っておく。面と向かっては言いにくい事なので、ここはひとつ便乗いたして、しっかりと言っておこう。

【おんもは危険がいっぱい】
一見楽しげな屋外だが、無数の危険が潜んでいる。
★他の猫との接触による伝染病の感染
★他の猫との喧嘩による怪我
★交通事故
★虐待・捕獲
★ノミ・ダニ・ギョウ虫

猫好き歴22年の管理人だが、室内飼いはススがはじめてだ。
行ってみてはじめて、人間側の心得がいかに大切かを知った。

外猫のおよそ6割がキャリアと言われる猫エイズ。先日、ペットショップの片隅で、感染した猫に出会う。免疫不全のため、細心の注意をはらって飼育しなければいけないとの事。病状が安定しているため、里親を募集していたが、数ヶ月後に訪れたときには、里親募集の張り紙はなく、奥で静かに座っていた。
ネットやTVで見聞する動物虐待。およそ人間の仕業とは思えず、そのような人でなしは近隣にはいるまいと思っていたが、いたのである。
散歩中に出会った、デカ猫ともフサ猫とも言える、なんとも雅なその猫は、塀の上に置物のように座っていた。近寄ると意外なほどに身構える。丸く大きな目の片方は、もう空を見ることはできないようだ。堅い物で、後頭部を殴られたためだという。飼い猫である故、人を信じていただろうに。
人でなしはそこらここらに、いるのだ。
動物虐待は犯罪だ。見つけ出して締め上げれるものならそうしたいが、簡単ではない。
病気や虐待から大切な猫を守るには、室内飼いが一番だ。
猫の悪戯や、排泄で、動物嫌いはますます動物嫌いになる。
決して大げさではない。何気なく外へ出してやっていたら、命も失いかねない。

天使の心を守る会

では、室内飼いを強く勧めている。